ハイリスクのものとローリスク

資産運用という言葉を聞いて、それだけでもう難しいものとしてそれ以上のことを考えないという人も多いのではないでしょうか。
また、自分にはそこまでの資産がないと思ってやることを避けているという人も多いかと思います。
それでは、そもそもよく言われる「資産運用」というのはどのようなもののことを言うのでしょうか。

一般に資産運用の方法として言われるのが「投資」というものです。
投資というとギャンブル的なイメージがあるかもしれませんが、多くの人が実は無意識の内に投資を行っており、資産運用も行っています。
例えば「銀行口座」にお金を預ける、というのが多くの人が行っている資産運用の方法の一つです。

銀行口座にお金を預けておくと、毎年ごくわずかではあるものの金利が発生するようになっています。
この金利を目的として銀行にお金を預けているという人は多くはないでしょうから、「無意識の内」に行われている資産運用ということになるでしょう。
いわゆる一般的な資産運用というのもこの銀行口座にお金を預ける場合と同じく「金利」によって利益を得るというのが一般的な方法となります。

基本的に資産運用によって得ることができる利益というのは、「リスク」と表裏一体です。
銀行の場合にはリスクが非常に低く設定されているために、得られる金利についても低くなっているという性質を持っているわけです。
銀行預金の中でも、預けている間他にお金を利用することができない、というような「定期預金」などでは通常よりも金利が高く設定されるようになっているのは、こういったリスクやコストが上昇していることが理由です。
ただ、このようにリスクがあるものだ、ということを言うと、やはり危険なものだと思って離れてしまう人も多いかも知れません。

実際に、資産運用の中にも非常にリスクが高く、大きな失敗を招いてしまうような性質を持っているものがあることは事実です。
しかし、全ての資産運用がそのようにハイリスクハイリターンな性質を持っているのかというとそうではなく、銀行預金ほどではないものの「ローリスク」で行えるような資産運用というのも存在しています。

資産運用に関するワード

それでは、資産運用に関して知っておきたいワードを幾つか紹介します。
まず一つ目に紹介するのが「投機」というワードです。
これは投資と同じような意味で用いられることが多い言葉ですが、実際には違った意味があります。

投機というのは「機会」に投資を行うもののことを言います。
短い時間で大きく利率が変動するようなものに投資を行うことがこの投機という言葉の意味に含まれていることになります。
例えばFX投資などはこの性質を持っているため、投機的に利用することが可能となります。
全体的にリスクが高くギャンブル的な内容になることが多いのが投機の特徴であり、ハイリスク・ハイリターンな内容になってしまうことが多いのがポイントです。

次に「投資」についてです。
投資についてはここまで「資産運用」と似たような意味であるとして紹介してきましたが、実際には投資と資産運用との間には違いがあります。
資産運用というのは投資の中でも特に「長期間」を掛けて行うもののことを指している場合が多いという違いです。
投資の中にはやはり短期間で利益を発生させるようなタイプのものも存在しており、そういったものは得てしてリスクが高めに設定されているという特徴があります。

資産運用においてはより安定的に、長期間掛けてじっくりとお金を増やしていくという形式がとられることが多いでしょう。
例えば老後に向けた資産運用、というような場合には長期保険の利用や、投資信託の利用などが考えられます。